今週はすっかり家ごもりで染めの作業に没頭していました。
手持ちの乾燥染材のオンパレード。だいぶ在庫がはけました。

カシミヤ、特に糸は本当によく染料を吸ってくれるので発色もよくて助かりました。

チルカ、タラというのは先日スピニングパーティで購入した染料。
アンデスの染料だそうです。
特にチルカの方の黄色がとても美しく出ました。
タラの方もなかなか捨てがたいベージュで、糸染めの場合これで色が完結してしまうので、こういう脇役的な色は重宝します。
ただ今回はお試しで買ってみましたが、特にお金を出さなくてもこれと似たような色を出す草木は結構あるので、次からは節約もかねて採取しようと思います。
チルカタラ梅


上の写真の梅、下の栗、桜、スモモは微妙に色が違う茶色ですが、この辺りは染材がもっと新鮮だと違う色になったと思います。
スモモはピンクを期待したのですが、ちょっと無理でした。
栗桜スモモ


鉄媒染は、ヤシャブシ(枝)の方は濃いチャコールグレーが欲しかったので通常の量を使いましたが、スモモの方は半分の量にしたところ、私好みのいいベージュグレーになりました。
FE


それから今回盛り上がりを見せたのがこのマホガニー。
昔あった羊のイベント、フリースデーで買ったもの。
小さな袋に入った木片で、何色が出るんだっけ〜、と思いながらボウルに水を入れるとみるみるピンクに。
ややや!と思い、煮出したらすごいショッキングピンクになりました。
そして、煮ても煮ても色が出てくるので、急遽染める糸を増やして鉄媒染までしてしまいました。
マホガニー


染めているときの色。すごい色でした。
IMG_0135


手持ちのカシミヤトップも染め尽くして、白いカシミヤ糸もほぼ染め切りました。
あとはこれらをどうやって配色していくか。
楽しい作業が待っています。