manx

気がつけば、このマンクスのスカートを作ろうと思ってから1年もたってしまった。
途中ブランケットを織ったり、作品展用の小品を織ったり、ギャラリーの仕事がいそがしかったりで、細切れでしか作業ができなかったのが原因だ。
このマンクスは、北海道茶路緬羊牧場で去年2頭分購入したもの。マンクスにしてはステープル長が長く紡ぎやすい。また毛質的にもかなりよく、なかなかのやわらかさ。
写真はサンプルとして織ってみたもの(去年)。
スカートのデザインは、経糸の方向を横にして巻きスカートにします。
緯糸には太さの強弱をつけてそれで縦縞の柄を出します(写真まん中の部分がその効果のサンプル)。
また、ウエスト部分はマンクスだと巻いた時厚くなってしまうのと織り巾が足りないため、シルクの薄手の布(自分で織るかどうしようか考え中)をつけ足す予定です。

今日、先生のお宅で経糸を蒸して撚り止めをして整経を終わらせてきました。うまくいけば明日から機かけの作業に入れます。ただし、まだ緯糸がすべて紡ぎ終わってない!今年中に何とか造りたい!できるのか、私。

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