去年の夏、ミャンマーへ行った際見つけた、蓋に布を作る工程を描いた漆の箱。
お菓子や炊き込みごはんなどを入れて使いたいと思いながら、持ち運びに角をぶつけるのがこわかったのですが、仕覆を作ったのでこれで安心して使えそうです。
かなりの大きさがあるため縫うところがたくさんあって、紐かけも大変。
おまけに欲張って2種類も作ったので、かなりきつかったです。
それでもできてしまえば、やっぱり頑張ってふたつ作ってよかったなーと思います。

一つめ。
大好きなPJCの刺繍の布を使いました。
前々からこの布で何か仕覆を、と思っていたので念願叶いました。
紐の色を悩みましたが、先生の助言などもあり紺色に。
ぴったりです。

二つめ。
ミャンマーの箱なので、やはりミャンマーの布で作りたい。
というわけで、男性用腰巻のロンジーで作りました。
綿シルクのちょっと光沢のある◯✖️模様の織り布です。
こちらもあまりにハマりすぎで思わず顔がにやけてしまいそう。


ちなみに箱の柄はこんな感じ。
いろいろな色の漆を何層にも重ね、削って柄を出していく手法です。